関東大会2011年09月25日 21時51分

関東合唱コンクール高校の部。

埼玉、神奈川、千葉、茨城、栃木、群馬の関東5県に山梨、静岡、新潟の3県を加えた9県の代表が集まる。
今年は俺がこの春まで顧問をしていた松山女子高校と母校の大宮高校がともに関東大会に進出。
俺は退職後も時々指導に行っていた松女に同行して大会に行ってきた。

朝、松女のバスで群馬の練習ホールへ。
午前中はホールで練習をして、午後から会場に。
松女はBグループ(33人以上の大合唱の部)で出演順1番。
……不利な出演順だが、仕方がない。
午前中、良い感じで練習できていたので期待して聞いていた。
ホールは残響が少なく、横広のホールで合唱には不利。
松女より前に歌ったAグループ(32人以下の小合唱の部)では声が思うように飛んでいない合唱団が多かった。
松女は歌い出しからまずまずの演奏。
課題曲が終わって、自由曲になるとさらに表現が良くなって、良い感じで演奏ができた。
演奏順1番でなければ金賞確実という演奏だったが、なにぶん1番は以降の合唱との比較基準で厳しめの評価をされ、どうしても不利になる。

大宮は出演順は良かったのだが、それが生かされずにぎこちない演奏。
それでも埼玉県代表だけあって、他県と比較すればまずまずといったところ。

やはり埼玉県の合唱はレベルが高い。
関東大会で銀賞が取れそうな演奏をしても県代表になれない学校がいくつもある。層が厚い。

結果として松女は6位金賞、大宮は15位銀賞。
Bグループからは5団体が全国大会に進み、松女は次点で涙をのんだ。
Bグループは上位を埼玉県代表が独占し、全国大会に進んだ5団体のうち4団体が埼玉。上位11位までほとんど埼玉が独占し、わずかに3校だけが埼玉以外という結果になった。

ということで、一日関東大会につきあって帰ってきた。


さて、次は男声コーラスフェスティバル。その次が自分たちの演奏会だね。

忙しい2週間が始まる。